【マンションレポート】ヴィークコート神戸山本通周辺に行ってみた【2016.03】
(ヴィークコート神戸山本通公式サイトより画像引用)
三宮・元町の山手、閑静な住宅街である山本通りに総戸数48戸低層・中層マンションと言えるヴィークコート神戸山本通。
今回は朝〜お昼の時間帯の現地のマンションレポートをお送りします。
現地ガイド
現地は第二種住居地域にあたり、比較的色々と便利な地域ではあるものの住居が優先される地域であるため、便利さと住環境のバランスが良い地域といえるでしょう。(詳しくは本サイト「用途地域」で確認ください)
さらに現地は角地にあたるため、将来、近くに大きな建物が建って日当たりが悪くなる可能性がないため、将来に渡って日当たりの良さが続いていく場所であると言えます。
実際に現地の日当たりの良さを以下の現地の写真で見てみましょう。
マンションの建築予定地点の建物全体に日光が当たっていることがよく確認できると思います。
マンションの北側では西日が当たっています。
周辺ガイド
現地周辺にも訪れてみたが、やはり、住環境の良さは三宮、元町近辺とは思えないほど良好。
JRや阪急阪神の駅前周辺とは雰囲気がまるで違う。
現地はニュータウンのような、住環境の良さがある一方で、所々に歴史ある佇まいの雰囲気もあり、穏やかな時間が流れているような、そんな雰囲気が出ています。
ある意味で神戸の観光地よりも神戸らしい環境が整っているようにも感じられる場所と言えるのでないでしょうか。
こちらは、ヴィークコート神戸山本通の東隣のマンション、”パークスクエア神戸山本通”です。
実際にヴィークコート神戸山本通を購入する際には、一つの指標となるマンションです。
築年月は2003年8月と、10年以上経過しているマンションではあるのですが、65.23平米の2LDKで賃料が165,000円〜175,000円ほどついている物件ですので、かなり価値は高く維持されています。
戸数が126戸とヴィークコート神戸山本通と比べると大きなマンションではありますが、周辺相場的を考慮するとヴィークコート神戸山本通は資産価値もある程度期待できるのではないかと言えます。
JRから徒歩12分+坂は結構ある
このような非常に住環境の良さが売りではありますが、ヴィークコート神戸山本通のデメリットとしては駅からの距離と坂は一度、徒歩で確認をしたほうが良いでしょう。
県庁前駅からは徒歩7分ですが、やはりメインとしては神戸市営地下鉄ではなく、JRや阪急阪神となるでしょう。
JRや阪神元町駅へ徒歩12分とマンションにしてはかなり遠目なのがデメリットです。
駅から離れていることで住環境が確保されているとも言えますし、逆に言えばそれほど離れているにも関わらず、周辺の家賃相場が高く維持されているのは、周辺環境の評価の高さとも言えますが遠いことは変わりありません。
また、それだけではなく、坂になっていることも留意しましょう。
JRや阪神元町駅の標高は6メートルですが、ヴィークコート神戸山本通は48メートルです。
ビルの高さで例えると14階建の高さを上り下りすることになります。
この点は実際に駅から歩いて現地に行ってみると良いでしょう。晴れた日や雨の日でもこれくらいなら、大丈夫と言えるかどうか、何度か現地に行ってみることをお勧めします。
坂道については悪いことだけではない。
坂道は悪いことだけではありません。神戸の場合、元から坂道がとても多いだけでなく、山側の方が人気が高いため、これがステータスと考えている人は結構多いことに驚かされます。
「上に住んでいること」が名誉なこと、誇れることだと考えている人も多く、それが価値形成にもつながっています。
また、車の通りもそこまで多くはないため、空気環境なども良好になるため、そこはプラスのポイントと言えるでしょう。
最後に
ヴィークコート神戸山本通は、とにかく立地、その場所の価値に尽きると言えるでしょう。
ヴィークコート神戸山本通のコンセプトには「やがて、山の手に至る。」「山本通、神戸山手の真髄」とあるほど、場所がコンセプトになるのが、このヴィークコート神戸山本通です。
ただ、場所と言っても便利さではありません。
近くのスーパーにも最短で徒歩9分かかります(コープ山手)。JR・阪神の駅からも徒歩12分かかるエリアになります。
すぐそばに何がある。というわけではないのですが、この山本通、神戸の山手の立地や雰囲気に価値を見出せるか否かです。
現地に行ってみて「やっぱり、不便かな」「ちょっと、遠いかな」と思われた方は選択肢から外したほうが良いでしょう。
もっと駅から近いマンションは無数にあるのですから。
この立地、環境、神戸の山の手に魅力を感じられた人が検討すべき、マンションと言えるでしょう。